結婚6年目も半分を通り過ぎようとしていた4月のはじめ頃。
なんだか調子が変で、もしや・・・!???と思い、
それから2週間ほど経ったある日、産婦人科に行ってみました。
「妊娠反応が出ています。でも、まだ赤ちゃんは見えないので
子宮外妊娠の可能性もあるから、気をつけておいてください。」
妊娠って、「妊娠してますよ!おめでとうございます!」って言われて、
喜びいっぱいでスタートするものだと思っていたのに、
おなかも痛いし、「子宮外妊娠かも・・・。」なんていわれて、
なんだか心配のスタートになりました。

でも、妊娠2ヶ月目。待合で待っていた主人に、「どーだった?」と聞かれて、
先生に言われた通りに伝えました。「そっか・・・・。」心配そうな口ぶり。
2人とも手放しで喜ぶのはまだ早いぞっと、喜びをセーブしていたけれど、
お互いにこみ上げてくる笑顔をごまかせなくなって、
「でも、妊娠したのは事実だよね!」って、喜び合いました。
主人は、「あー、誰かに言いたい!話したくてたまらないよー!!」っと、
家に着くなり大きな声ではしゃぎ、私はこの子を妊娠したとわかった記念にと、
写真を1枚とってもらいました。

それから毎日おなかをなでながら、「ちゃんと子宮におりてきてね。
そして次の検査には姿を見せてね。」って、お願いをしました。
でも、おなかの痛みは少しずつ重くて長くなっていき、ある夜、痛みが続いたので
病院に行って見てもらうと、「子宮が収縮してる痛みだから。」との事で、入院をしました。
収縮をとめる点滴を4日間続けました。

入院をした夜の内診で、子宮の中に赤ちゃんの袋が見え、
「もう子宮外の心配はないですよ。」と、言われました。
ああ、これで大丈夫。うまく言えないけど、赤ちゃんのいのち、
ちゃんとつかまえれたような、そんな気持ちで、本当にうれしくて、安心しました。
それから、赤ちゃんに「姿を見せてくれてありがとう・・・。」
と、何度も繰り返してました。

3泊4日の入院を終え、退院をしたその夜中、トイレに行ったら出血をしてしまい、
また次の日に入院をしました。赤ちゃんは大丈夫だったので、ひと安心。
今度は止血剤と収縮を止める点滴をずーっと、そして早く胎盤を作るための
注射(週2回)をしてました。出血はほぼ毎日少しずつありました。おなかは
ひどく痛んだこともありましたが、ほぼ落ち着いていました。
看護婦さんが、「出血はしてても、赤ちゃんが大丈夫だったらいいのよ。」と、
励ましてくれました。そして毎日、「一緒に頑張ろうね!」って、おなかをさすって
私と赤ちゃんは励まし合い、主人は毎晩かかさず私たちを見舞ってくれました。

再入院して一週間後の内診で、赤ちゃんの袋が大きくなっていて、
「小さいけどこれが赤ちゃんです。」と、袋の中の小さな何かを指しました。
確かに一週間前にはなかった小さな小さな赤ちゃんが見えました。
まだ、心臓は動いてないけどちゃんと大きくなっていました。
毎日薬を体に入れ続け、赤ちゃんにとっても自然でいい環境じゃないから、
心配だったので、本当にうれしかった。

その後、少しずつつわりらしきものがやって来ました。
自分では気づかなかったけど、「お肉やお魚や油濃いものなど食べたくないし、
おなかはすいてるのに、食べようとすると気持ちが悪くて、量が食べられない。」と、
看護婦さんに言うと、「それはつわり。つわりはいいことよ。強い赤ちゃんが生まれるよ。」
と、言われました。すごくうれしかった。「なんだか、妊婦らしくなってるんじゃない!?
順調って事だよね。」って思いました。何でもいいから、とにかく食べたいものを
食べればいいということで、間食に頑張りました。昨日食べたかったものが
突然今日は気持ち悪くなったりで、日替わりでどんどん食べたいものが変わりました。
主人にその日に食べたいものを買ってきてもらったり、時には作ってきてもらったりしました。
たとえばオムライス!胃が荒れてつらい時はおかゆなんかも作ってきてくれました。
食事の時間には食べたくないくせに、妙な時間に餓死しそうなくらいおなかが減る。
たとえば、あさ5時とか・・・。

次のページ